Let's GW --金ぴら船々、金ツマふらふら-- Vol.7
本宮まで785段。それだけで昨日の弥谷寺を越えている。でも参道は賑やかで楽しいからそんなに大変さを感じない。べっ甲飴を売っていたおばちゃんがかけらを一つ金ツマの手に乗せてくれた。
驚くほどハイヒールのお姉さんが登っていた。大丈夫かな。奥社までいくのかしら。登りは行けても下りは大変そうだ。

あっちこっちでデジカメで記念撮影の家族連れやカップルばかり。金ツマはどれだけ彼等の背景に写ったことだろう。せっせと登って行くと振り返るのが楽しみになる。高い所から見降ろす香川の町はきっと清々することだろう。

本宮までの階段を掃除している人に挨拶する。「よく掃いておかんとな、葉っぱが滑るきに。安全のためでもあるんよ」と言っていた。でも、でも1368段。切りがないよ?

本宮でお参りする人たちを見て金ツマは「あっ」と思った。みんな柏手を打っている。
あ、そうか、お寺じゃないんだった。ちょっと新鮮だった。
本宮から町が見渡せる展望台があり、「お〜!」と感嘆する。いい天気だし、気持ちがいい。
端の奥の方に小さく「奥社→」の看板を見つける。じゃ、行きますか。お掃除のおじさんに聞くと登るだけで20分かかるらしい。

奥社までの階段は本宮までに比べて随分古くて登りにくいものだったがきついものではなかった。おへんろみちに比べて全然人も多いし、子供も登っている。外人さんの観光客もちらほらいた。
降りて来る人たちの何人かに「ひとりなんですか?」と聞かれた。しかもしつこいようだがMy杖。鈴の音が目立つらしい。
奥社に着いてやはり展望台から下界を見降ろし、景観に満足していると中学生くらいの女の子とお父さんが上を見上げていた。「カラス天狗と猿の顔だよ」「あんであんなとこに?」と言っている。金ツマも見上げてみる。崖のど真ん中に天狗と猿の顔だけが彫られていた。

暑くて息とよだれががすごいゴールデンレトリーバーに別れを告げて、金ツマはうどんを食べに下山しなければならない。来た道を折り返して行く。ずいぶん前に追い抜いたカップルとすれ違った。やはり下りは早い。あっという間に本宮に戻り、べっ甲飴のおばちゃんに挨拶し、参道を下って行くと、
「おねえさ〜ん、ここ、ここ。おかえり。」うどん屋のおばちゃんが手を振っていた。
おばちゃんは「やまちゃん」。このうどん屋さんは昭和天皇も食べたという老舗さんだという。その昔は旅館だったそうだ。味わいのある古い建物だった。
「かけはあったかいの。ぶっかけはつめたいの。どっちがええ?大も小もあるんよ」とやまちゃん。
「大はな〜。お腹いっぱいになるでしょう?」
「讃岐ではうどんはおやつや。わたしらうどん食うたあとでまたごはん食べるよ」
「え〜、じゃあ大にしとこうかな」「はいじゃあ大な」
ぶっかけの大。たしかに量はそんなにでもないように見える。けど、このコシ!噛んでるだけでお腹いっぱい!それでも昨日食べたうどんに比べたら全然美味しい。やまちゃんありがとう!大変美味しく頂きました。
やまちゃんに見送られながらおへんろみちに戻るためにまた土讃線沿いを戻る金ツマ。今朝の薬屋さんで今度こそ絆創膏を買って行く。
途中のコンビニの日陰で絆創膏を取り替える。またずれて血が出ていた。痛いはずだ。
気温が上がって暑くなってきた。日射しに耐えながら善通寺市街まで戻る。そこから76番金倉寺まではさほど距離はない。金倉寺の休憩所で少し休ませてもらってからまた歩き出す。77番道隆寺さんまでの道で絆創膏を取り替えていたら、自動車のお姉さんが「あっちに水道があるき、使ってください」と呼び掛けてくれた。
道隆寺さんにごく近くなったあたりでおへんろマークに従って曲がって行ったらおじさんが走ってきた。
「遠なってる!遠なってる!遠なってるよ!」
「え、でもおへんろマークが」
「じゃあマークがちがってるんや」とおじさんは細かく道を教えてくれ、「アンプル持ってき。疲れに効くで」と栄養ドリンクをくれた。
無事道隆寺さんに辿り着き、今日の宿泊地である丸亀に向かう。
明日は最終日。今晩は友人お勧めの「骨付き鶏」で一杯やると決めている。
驚くほどハイヒールのお姉さんが登っていた。大丈夫かな。奥社までいくのかしら。登りは行けても下りは大変そうだ。

あっちこっちでデジカメで記念撮影の家族連れやカップルばかり。金ツマはどれだけ彼等の背景に写ったことだろう。せっせと登って行くと振り返るのが楽しみになる。高い所から見降ろす香川の町はきっと清々することだろう。

本宮までの階段を掃除している人に挨拶する。「よく掃いておかんとな、葉っぱが滑るきに。安全のためでもあるんよ」と言っていた。でも、でも1368段。切りがないよ?

本宮でお参りする人たちを見て金ツマは「あっ」と思った。みんな柏手を打っている。
あ、そうか、お寺じゃないんだった。ちょっと新鮮だった。
本宮から町が見渡せる展望台があり、「お〜!」と感嘆する。いい天気だし、気持ちがいい。
端の奥の方に小さく「奥社→」の看板を見つける。じゃ、行きますか。お掃除のおじさんに聞くと登るだけで20分かかるらしい。

奥社までの階段は本宮までに比べて随分古くて登りにくいものだったがきついものではなかった。おへんろみちに比べて全然人も多いし、子供も登っている。外人さんの観光客もちらほらいた。
降りて来る人たちの何人かに「ひとりなんですか?」と聞かれた。しかもしつこいようだがMy杖。鈴の音が目立つらしい。
奥社に着いてやはり展望台から下界を見降ろし、景観に満足していると中学生くらいの女の子とお父さんが上を見上げていた。「カラス天狗と猿の顔だよ」「あんであんなとこに?」と言っている。金ツマも見上げてみる。崖のど真ん中に天狗と猿の顔だけが彫られていた。

暑くて息とよだれががすごいゴールデンレトリーバーに別れを告げて、金ツマはうどんを食べに下山しなければならない。来た道を折り返して行く。ずいぶん前に追い抜いたカップルとすれ違った。やはり下りは早い。あっという間に本宮に戻り、べっ甲飴のおばちゃんに挨拶し、参道を下って行くと、
「おねえさ〜ん、ここ、ここ。おかえり。」うどん屋のおばちゃんが手を振っていた。
おばちゃんは「やまちゃん」。このうどん屋さんは昭和天皇も食べたという老舗さんだという。その昔は旅館だったそうだ。味わいのある古い建物だった。
「かけはあったかいの。ぶっかけはつめたいの。どっちがええ?大も小もあるんよ」とやまちゃん。
「大はな〜。お腹いっぱいになるでしょう?」
「讃岐ではうどんはおやつや。わたしらうどん食うたあとでまたごはん食べるよ」
「え〜、じゃあ大にしとこうかな」「はいじゃあ大な」
ぶっかけの大。たしかに量はそんなにでもないように見える。けど、このコシ!噛んでるだけでお腹いっぱい!それでも昨日食べたうどんに比べたら全然美味しい。やまちゃんありがとう!大変美味しく頂きました。
やまちゃんに見送られながらおへんろみちに戻るためにまた土讃線沿いを戻る金ツマ。今朝の薬屋さんで今度こそ絆創膏を買って行く。
途中のコンビニの日陰で絆創膏を取り替える。またずれて血が出ていた。痛いはずだ。
気温が上がって暑くなってきた。日射しに耐えながら善通寺市街まで戻る。そこから76番金倉寺まではさほど距離はない。金倉寺の休憩所で少し休ませてもらってからまた歩き出す。77番道隆寺さんまでの道で絆創膏を取り替えていたら、自動車のお姉さんが「あっちに水道があるき、使ってください」と呼び掛けてくれた。
道隆寺さんにごく近くなったあたりでおへんろマークに従って曲がって行ったらおじさんが走ってきた。
「遠なってる!遠なってる!遠なってるよ!」
「え、でもおへんろマークが」
「じゃあマークがちがってるんや」とおじさんは細かく道を教えてくれ、「アンプル持ってき。疲れに効くで」と栄養ドリンクをくれた。
無事道隆寺さんに辿り着き、今日の宿泊地である丸亀に向かう。
明日は最終日。今晩は友人お勧めの「骨付き鶏」で一杯やると決めている。
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